サイト内部用SEOチェックシート作りました。
どうも、シブタクです。
今の会社でSEOを担当しているのですが、内部SEOのチェックシートみたいのが無くて不便だったので作ってみました。
今は社内のメディアサイトしか見てませんが、これまで色んな企業の内部SEO分析を行ってきて、「ここはどこの企業さんも出来てないなー」という点を重点的にチェック項目に入れております。
割とざっくり作っているので、どういう意味かわからない~という方はお気軽にTwitterかこのページのお問い合わせから聞いてくださいませ。
解釈の違い、ご指摘なんかもありましたら喜んでお聞きします^^
▼ぼくの記事はもう古くなってしまったので、さらに詳細に語られているこちらの記事を参考にしてください。
プロの技全公開!SEO対策チェックリスト102項目【PDF付】
▼チェックシートのダウンロードはこちらからどうぞ。
内部SEO分析チェックシート
色付けとかしてご使用くださいな。
内容はこちら
HTMLの改善
「HTMLの改善」→「検索のデザイン」→「HTMLの改善」でタイトルタグやディスクリプションなどの警告がきてないか確認。
重複しているメタデータを修正。
ページ送りなどでページネーション問題が起きている場合は参考URLを参照し修正。
モバイル ユーザビリティ
「検索トラフィック」→「モバイル ユーザビリティ」でスマホサイトに最適化されているか確認。
スマホページにnoindexが入っている場合、noindexを外す。
スマホページが無い場合、Viewportタグを入れて対応。
クロールエラー
「クロール」→「クロールエラー」でページエラーが起きているページがないか確認。
404エラーが大量に出るのはよくあることだけどあんまり気にしないでOK。サイトマップを更新して全部修正済みにして問題ない。
canonicalタグ
canonicalタグが正常に設置できているか確認。
動的ページやwww.あり、なし、/index.php /index.htmlありのページ、/pcなどのページもチェック
スマホページには参照URLにあるように下記対応をする。
・rel=”alternate”タグを使用する
・rel=”canonicalタグを使用する
・リダイレクト設定をする
Hタグ
Hタグの順番が合っているか確認。(H1→H2→H3)
H1は大見出しとして、キーワードを含んだ文章が入っているか確認。
順番を修正
ちなみに、H1タグは1ページ1個、H2,H3は複数使用OKというのが昔から言われていること。
HTML5ではH1を複数使用して良いということで、最近はページの大見出しとサイト名(ブランド名)に入れているケースが多い。
H1の直下テキスト
H1直下にキーワードに関するテキストが入っているかを確認
キーワードに関するテキストを入れる
カテゴリ階層は適切か
狙ったキーワードが上位にくるためのカテゴリ構造になっているかを確認。
チェックするのはパンくずリスト。パンくずが複数ある場合はコード上一番上にあるものが優先的に見られる。
上げたいキーワードの親カテゴリの配下に関連性のある記事を入れる
site:コマンド検索
「カテゴリは認識されているか」を確認。
パンくずリストは的確に設置されているか。
サイト構築から時間が経っているのにカテゴリ認識されていない場合は、microdata方式でマークアップすると確実。
例:
■HTML
<div id="breadcrumb"> <div itemscope="" itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb"> <a href="●TOPのURL●" itemprop="url"><span itemprop="title">ホーム</span></a> > </div> <div itemscope="" itemtype="http://data-vocabulary.org/Breadcrumb"> <a href="●カテゴリのURL●" itemprop="url"><span itemprop="title">★カテゴリ名★</span></a> </div> </div>
■CSS
div #breadcrumb div { display: inline; font-size: 13px; }
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質の低いページがインデックスされていないか確認。
テキスト量が極端に少ないページや、他のドメインと重複してしまって、他のドメインの方が順位が上にきてしまっているページがないかを確認。
姉妹サイトなどと文章が重複してしまっている場合は、どちらかにnoindexを入れるなど対応。
重複ページはサイトの評価を著しく落とす可能性あり
タイトルタグは適切なものになっているか
キーワードを含んだタイトルになっているかを確認
TOP「キーワード+ブランド名32文字以内」
下層「キーワード32文字以内 | ブランド名」
下層ページのタイトルは特に30字前後で書く。(キーワードのみではなく、キーワードと解説文)
altは入っているか
imgタグに対してaltタグが適切に入力されているかを確認。
@pochimin02 altは不要な場合もあるので、「画像の説明が適切にされているか」とかのほうがいいかなあ?と思いました!半分、アクセシビリティの範疇なので「そんなことねえよ」であればスルーしてください!参考:http://t.co/efXG5gPBcR
— kiyopikko (@kiyopikko) 2014, 12月 27
スマホページ最適化
スマホサイトとページを分けている場合はVary HTTP headerを使用しているかを確認
アコーディオン(折り畳みテキスト)
ページのテキストをアコーディオン(折り畳んでクリックしないと表示されないやつ)で隠していないか確認。
PC版のページは隠すと評価されない可能性があります。
スマホのほうは問題ないみたいです。
WikipediaなんかはPCが全文見られて、SPは折り畳まれてますよね。
テキストボリューム
ページのテキストが少なくないか確認。
1ページ最低800字程度は欲しい。(ページの内容による)
サイト内で重複してないか
内容が重複したページがないか確認。
書いてある内容が重複している場合、重複部分はノーカウントにされてしまっているかも知れないので、そのページ固有のテキストが入っていることを確認。
外部サイトと重複してないか
項番9と同じ内容。
コンテンツ内容が完全一致しているページが無いか確認。確認にはコピーチェックツールなどを使う方法が楽
ライバルサイトと比較
ライバルサイトと「ページの数」「文字数」で劣っていないかを確認。
リンク先は間違ってないか・リンクテキストは的確か
リンクをクリックして、テキストとリンク先の内容が間違ってないかを確認。(画像の場合altを確認)
あきらかに間違っているものから、この名前でリンクしてユーザーは混乱しないか?まで考える。
リンク切れも確認
ページの内容を読んで、ここってどうなの?とユーザーが思うことが予想される場合、関連ページにリンクを飛ばす。
低品質な被リンクはないか
外部サイトからの被リンクをWMT、OSEなどを使って確認し、覚えのないリンクがないかを調べる。
おわりに
これだけ適用できれば内部のSEOはとりあえず大丈夫かと思いますー。
エクセルデータはご自分の思うように加工してご活用ください。