日常ぴよぴよ

ひよこのてきとーブログ

イラスト素材サイト「ぴよたそ」を作った理由とか、今後の運用について

      B!     

ぴよたそイメージ

わたくし、イラスト素材サイト「ぴよたそ」ってのを運用しております。
主に動物のゆるくててきとーなイラスト素材を置いており、点数は間もなく500点になろうかとしている感じのサイトです。

今回はイラスト素材サイトを裏話的なことと一年間やってみた感想なんかをザックリ書きたいと思います。

ぴよたそができるまで経緯

ずっとイラスト素材サイトが作りたかった

そもそもイラスト素材サイトを作りたいなーと思い始めたのは中学生のころで、イラストレーターを使ったイラスト素材サイトはいっぱいあるけど、手描きっぽいイラスト素材ってあんまりないなーと考えたことからでした。
手描きイラスト素材ってサイト内で統一感をもたせないと違和感が出てきちゃって、足りない=使えないになって歯がゆいなーと思っていたんですよ。

で、無いなら作ろう~と考え始めて10年以上経ってからようやく動き始めました。10年以上経った理由としては、単にイラストを素材化する知識やサイトを構築する知恵が足りなかっただけです。

ぴよたそ着想から作り始めるまで

そんなに経ってからもイラスト素材のサイトをやりたいと思ったのは、ぼくよりよっぽど絵が描ける上に絵を描きたい思いも強い知人たちが、ソースコードなんか無視でほぼ画像だけで構築された集客ができないサイトを作っているのを見て、指摘できる部分はあったけど自分自身に同事例での成功経験がないから何も言えなかったのが悔しかったことからです。

ターゲット層を絞ったうえで、より多くの人に見てもらうだけで、落書きレベルの絵でも依頼がもらえるんだってことを自分が経験をしてからじゃないと人生が関わる仕事レベルのことは名言できないなと思ったんです。

こんな感じの思いを、もう一人のサイト運営者Qtaroさんに話したところ、素材サイトと言えば「ぱくたそ」ってイメージはブロガーの間でも強いと思うので、パロディみたいな感じで作ったら一時的に話題くらいは集まるかもですね!ということになり、イラストで利益を出す本来の目的とは若干それるけど、実験的にはいいかなって軽い感じで「ぴよたそ」作りが始まりました。

全力で一緒にふざけてくれるいい年の大人ってなかなかいないので、Qtaroさんには本当に感謝してます。きりたんぽ県に足向けて寝れません。

運営当初は「ぴよたそ」ではなかった

パロディサイトとして作ったはずの「ぴよたそ」でしたが、ぼくもQtaroさんも「このサイト、思った以上に運用していくの面白そうじゃね?」ってことになり、変にパロディにして「ぱくたそ」の人に怒られてサイト運用できなくなるの嫌じゃない?って話になり、サイト名称を「ひよこ王国」に変更して運用を開始し、期待以上の反響を頂きました。
「ひよこ王国」でググると今でもぴよたそが一位に出るのはその当時にもらったリンクの影響が今でも生きているからです。

しかし、運用開始から1ヵ月くらいが経ったときに、「ぱくたそ」運営者のすしぱくさんにフォローしてもらったのが嬉しくて、つい「ぱくたそを最初パクってました!」と口を滑らせてしまいました。まあ、もはやUIも別物だったので怒られる要素もないかなと思ったんですよ。

そしたら、すしぱくさんからまさかの反応が。

仏かと。
こうして正式にイラスト素材サイト「ぴよたそ」が生まれました。

ぴよたそで試していること

イラストの依頼を受けて絵を描く人たちの集客事例を作る以外にもいくつか試していることがあります。

素材提供からの依頼事例作り

ぴよたそはイラスト素材提供の募集をしています。
イラスト素材って、上でも書いた通りサイト全体である程度統一しないとデザイン的にうるさく見えてしまうんですよね。ぼくの絵は単体でもうるさいんですけどね。

で、自分が何か統一したテーマでサイトを作ろうしてイラスト素材サイトを探していたとして、自分のイメージ通りのイラストがあって、その人が依頼も受け付けていたらサイトの全素材の依頼をお願いしちゃいたいと思いませんか?正直、いまのぴよたそは本業のイラストレーターさんが少ないので、もう少し増えないと機能しないかなと考えているんですが、この仕組みを実現したいんですよね。

それってpixivじゃだめなの?超絶上手いイラストレーターいっぱいいるよって話にもなるかも知れませんが、pixivって「素材」に関するキーワードでユーザーが流入してないんですよねー。つまり、pixivで描いたところでサイト作りに関する人に見られないんじゃないかと思うんですよね。周りのレベルも高いし。

あとはランサーズとかクラウドワークス、またはイラストACでいいんじゃないの?って点ですね。いや、もう現状のままでは正直勝てませんね。でも、意外と完敗ってわけじゃないんですよ。。

ちなみに、ぴよたそでイラスト素材を提供してくれているひよこさんの「高カロ飯」は色気があって面白い。


Qtaroさんが作った秋田のメディアサイト「KomoRebi(コモレビ)」でもイラストを描いています。

SEOの実験

ぼくの本業ではSEOをやっているので、画像+一言のコメントで検索ユーザーって集まるの?って実験としても活躍しております。ふつうだと画像+一言コメントって低品質コンテンツになるんじゃないの?って思われるかも知れませんが、Googleが素材サイトとして認知してくれているためなのか、検索ボリューム5,400の「ひよこ イラスト」、検索ボリューム2,400の「イラスト ゆるい」など、割とビッグなワードで上位表示してるんですよね。

まあ、このあたりはリンクのおかげでしょうね。
Twitterもですが、リンクが集まるとページ単体で内容が薄くてもなんらかの価値としてみなしてもらえてるんでしょうかね。

▼例えば、Twitterはこんな内容薄いページもインデックスさせてる。


※Twitterはリンク集まりすぎてるから、参考にするサイトとして間違えてる可能性もある。

ちなみに、ぴよたその流入ユーザーの大半はほとんど検索からです。
毎週土曜・日曜はアクセスがグッと下がるんですけど、これは仕事で素材を探している人が多いってことでしょうかね。

今後はさらにビッグワードで上位表示すべく、更新を続けて目指していきます。
やり方は大体わかっているつもりでござんす。

次から次へとページをめくってしまう感覚を表現したかった

ぴよたその作りに関してはほとんどQtaroさんにお願いしていたのですが、一点こだわってお願いしていたことがあります。
それは「ページをめくる感覚で次から次へと進んじゃう感じでお願いします。」ってオーダーでした。

ぼくの好きなサイトに「FFFFOUND!」ってサイトがあります。
画像をクリックすると、ページ遷移して、クリックした画像に関連するタグが付いた画像がいくつも表示され、また気になる画像をクリックすると関連する画像が表示されるサイトです。最近のサイトだとピンタレストが似てますね。

この無限に好きな画像を見続けてしまうという感覚をぴよたそにも導入したかったんです。
それを、素材→店長の一言コメント→関連素材 という流れで表現してもらえました。
ふつうの素材サイトでは、画像についての説明を読まれる率って低いと思うんですが、「店長の一言」と画像付きで置いてくれることによって読んでもらえやすくなり、次の画像ではなんて言ってるんだろう?って思ってもらえやすくなっているんですねー。

この一言、考えるのが結構面倒なので最近は手抜きがちになっていますが、手を抜くと顕著に直帰率につながるので今後はできるだけちゃんとやりたいと思います。ゆるく。

今後の課題

課題自体はいっぱいあるんですけども、より強い思いの直近の課題です。

動作の重さ改善

ユーザーのOS想定がパソコンなのでそこまで動作の重さを気にする必要もないとは思いますが、もう少し軽くしたいですね。
画像自体を小さくしないで動作を軽くするには、やはりサーバーとかを高いやつにせねばならんと思うので、引き続きいっぱい集客してQtaroさんに強化してもらいたいと思います。

イラストレーターさんに参入して頂きたい

やっぱり自分を売り込みたいと考えているイラストレーターさんに参加してほしいですね。
そのためには自分の余裕を作り、定期的に更新しなきゃですね。

スマホアプリなんかも作ります

すでにぴよたそのサイドバーにあるように、スマホユーザー向けにMikami Shoさんという方にアプリを作って頂いています。
アプリストアで「ぴよたそ」って検索すれば出ると思いますー。

これとは別に、Mikamiさんに企画書を渡してアプリを作って頂く話を進めています。
ぼくはぴよたその認知が進むのであれば、収益度外視でイラストを描き起こしたり、企画書も作るので何か技術を持っているかたはご提案いただければと思います。

日本一を目指します

分かりやすい日本一を目指します。
「日本一使いづらい素材サイト」とか、とにかく日本一って響きを手に入れたいです。
「日本一ひよこ率の高い素材サイト」は間違いないんですけど、分かりにくすぎるので、そういうのじゃないやつが欲しいです。

引き続き、ゆるくててきとーなイラスト素材サイト「ぴよたそ」をよろしくお願いいたします。