日常ぴよぴよ

ひよこのてきとーブログ

「文章を書くこと」を仕事にするということ

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ライター参考図

こんにちは。奈良っ娘ライターのマダフミカです。
前回は住まいである奈良県について書かせていただきましたが、今回は少し違ったジャンルのお話を。
タイトルにもあります通り「ライター」という仕事、そしてその苦悩についてお話をしたいと思います。
小説家志望、ライター志望の方々はもちろん、他職業の皆様にも是非知っていてもらいたい内容でございます。

そもそも私が日常ぴよぴよに寄稿するようになったキッカケ

前回も少し述べましたが、私は関西をメインにライターという仕事をしています。
どこの出版社や新聞社にも属さず、専任も今はありません。フリーランスとして活動しています。

日常ぴよぴよさんで書こう!と思ったのは、単純に「私が日常ぴよぴよで書きたい記事があったから」です。
というわけで、その「書きたい記事」をとりあえず書いてみました。
が、昨日、残念ながらボツになりました。

ボツになりました、というのは、私の書いた記事を自分で読んで私自身がボツにした、という意味です。
(※シブヤ氏のジャッジメントではないので彼に罪はありません)

なぜボツにしたのか?

消しゴム

簡単に言うと、「自分の書いた記事がどうしても気に入らなかったから」です。
ライターとは、文章を書くことを仕事にしている人間です。
日常ぴよぴよは、22日のシブヤ氏の記事にもあります通り、お役立ち系もあればアホなことも書いている雑多なブログであります。
「何でも書いていいよ!」と聞くと、誰もが「おお、何でも書いていいんだ!じゃあ好きなこと書こう~っと!」となるでしょう。
しかしライターにとっては、「何でも好きなこと自由に書いて下さい」というお題ほど難しい事は無いのです。
(じゃあ書かなきゃ良いのに…って言わないで下さいね…)

職種は色々あるけれども…

先ほど、ライターとは文章を書くことを仕事にしている人間、と書きましたが、
一口に「文章を書く仕事」と言っても、様々な職種がありますね。
小説家、随筆家、新聞記者、コラムニスト等々…。

しかし、上記の全てに共通している苦しみというものが多かれ少なかれあるのです。

ライターに常に付き纏う苦悩

悩む女性1

仕事をしている人は誰だって常に苦労しとるわ!というのは大前提としてありますが、ライター独特の「苦悩」についてのお話です。

絵は、描けば描くほど上達していくものです。
文章も、書けば書くほど上達していきます。
よって、ライターは常に文章を書き続ける必要があります。
(もちろん、新聞や本を読むことも必要不可欠です)

それでは、ライター達の苦悩ベスト3をご紹介致します。

[苦悩度★★☆☆☆] 書きたいことはあるのに書けない

手前の人がちょっとイケメン

ライターの大多数は「自分は書きたいことがある、それを書きたい!」と思っているはずです。
しかし、それを書いてみたところで、編集長や担当者さんから「ボツで」と一蹴されることは多々あります。
どう推敲しても表現を変えてみても「あ、ボツで」「もはやネタ自体がボツで」と言われ続ければ、誰でも「キエエエエエエッ!!」となります。
そういった「縛り」から書けない、というイライラが発生するパターンです。

[苦悩度★★★★☆] 自分が書いた文章が気に入らない

悩む男性1

冒頭で私が述べた「ボツ記事」は、このパターンに当て嵌まります。

ゴッホという画家は、皆さんご存知でしょう。
分かりやすく言えば「ひまわりの人」です。
(誤解を生みそうですが、ゴッホの作品にはもっともっとたくさんの名作はあります)

そのゴッホの生前の話として有名なのが「自分が描いた絵(キャンバス)を破り捨てる」というものです。
誰から見ても「おお、素晴らしい絵だ…!」と思っても、ゴッホ自身は気に入らず衝動的に破り捨ててしまうのですね。
私はゴッホと直接お話をした事が無いので、当時の彼の詳しい心情は分かりかねますが、「ダメだ!こんな絵ダメだ!」「僕が描きたいのは、こんなんじゃない!」といった感じでしょうか。
周りの人からすれば「えっ、すごく上手く描けてたのに…もったいない…」と思うでしょう。
でも描いた本人にとっては、何度塗り直したところで、どうにも気に入らない。ボツなのです。

[苦悩度★★★★★] そもそも書きたいことが無くなる

死にかけの人

要するに「ネタ切れ」です。
ほぼ全てのメディアには、締め切り、テキスト文字数、スペースなどの規定があります。
雑誌であればコンセプト、今月号のテーマ、ターゲットである読者層なども常に意識していますよね。

例えば、「週刊ぴよぴよ」でコラムの連載のお仕事が来たとしましょう。
コラムとは、あるテーマに沿って書く短い評論や記事のことです。
平均としては、原稿用紙2~3枚(800字~1200字)程度です。

実は、私はコラムが一番厄介だと思っています。

週刊ぴよぴよ編集部の編集長など「上のヒト」から、あらかじめ「恋愛をテーマにコラムを書いて下さい」と指示があれば恋愛コラムを書けば良いのですが、「週刊ぴよぴよ」は週刊号ですから、毎週恋愛だけについて800字以上を書き続ける義務が発生します。
そして、テーマが指定されず「ココは先生のスペースとして空けてるんで、ココに自由にコラム書いて下さいね」というパターンも結構あります。
その場合、「今回のテーマはコレでいこう!」と自分で決めなければいけません。

どちらにせよ、その内容が思い浮かばない。そもそもテーマすら思い浮かばない。
俗に言うスランプに陥っている状態です。
常にネタがポンポン浮かんで来れば良いのですが、スランプで「書けない…!」となり、でも締切には追われる。その上「原稿まだですか?」と編集部から催促の電話が来る。

この場合、ライターは精神的にかなり追い詰められます。
漫画家さんにも当て嵌まりますが、精神や体の不調を引き起こす作家が多いのが頷けますよね。

まとめ

文章を書くことが好き。それを仕事にしたい!と思っている人はとても多いです。
好きなことを仕事にできるというのは、良いことではあります。
しかしライターに限らず、好きなことを仕事にするには、憧れだけではやっていけません。
まあライターですと、肩凝り、腰痛、視力の低下、ペンダコが痛い、などの身体的な苦しみも無きにしも非ずですが、何より「書き続ける事の難しさ」が大きな壁となります。

書くことを仕事にしたい!と夢見る方々には、是非覚えていてもらいたいモンです。

この記事を書いたひと

真多文香
真多文香
Twitter:@PENCILweb
奈良県在住のフリーライターです。雑誌だけでなくWEBでも好きなこと書いてます。主に奈良情報のカテゴリでやりたい放題。